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【知りたい!かかりにくい髪、染まりにくい髪】
パーマがかかりにくい髪って?
パーマがかかりにくいのは原因がいくつかあります。一つ目、毛髪が硬く薬剤浸透率が悪い髪。二つ目、髪が細く、乾くとカールがダレてしまう髪。三つ目、見た目は普通だけど、どれだけ時間をかけても、何回かけ直してもかからない髪。
四つ目、ダメージしててかからない髪。・・・などが挙げられます。実際、どの様な状態なのか見てみましょう!
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硬毛な為かかりにくい髪
まず、下記のイラスト、硬毛と普通毛の断面を見てみましょう!普通毛と比べてみると外枠のキューティクル層が厚く、ややコルテックス層が狭くなっているのが分ります。キューティクルは水分や薬剤の通る門のような役割を果たすので、枚数が多く厚くなっていると毛髪内部に水分や薬剤が浸透しづらくなります。また、コルテックスが狭いと化学反応させるシスチンの量も少なくなりやすいので、極端に狭いとかかりません。もしくは、すぐに取れちゃいます。
というのは、パーマの曲げる・伸ばすという、元々の髪の形状を変化させるには、髪のコシに負けない分量の結合を切り、矯正しないと形状変化に至らないということで、硬毛は元の形状を強く持っているので、より多くの結合切り変化させる必要がある訳です。そうなると、結合変化を促す強い薬剤を多く毛髪内部に送り込まないと形状変化出来ない。
また、結合変化をする相手が少ないと変化までに至らない、ということです。
なので、美容師さんの多くは、ホット系のパーマ、もしくはガラス化などを勧めるかと思います。
毛髪の形状変化を薬剤反応+熱の力(タンパク変性)でかける事がこの様なかかりにくい毛髪には有効だからです。
タンパク変性とは、毛髪内部の液状であるタンパク質を一部求める形状に固体化させるテクニックです。そうすることで、内部に求める形状の芯が出来、取れにくいパーマにすることが出来ます。これがホット系の特徴ですが、タンパク変性のリスクもあり、毛髪の水分と保湿力が低下するので、乾燥系のダメージと毛髪の硬化を起しやすくなります。
今のコンディションを診てもらい、担当スタイリストさんに相談してみよう!
また、ガラス化はホット系よりダメージが少なく済みますが、硬化はあまりしない為、やや矯正力は劣ります。求めるイメージに近い方と今のコンディションから、リスクの少ない方を選択すると良いかと思います。

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細毛な為パーマがあすぐとれる、乾かすとダレる
髪が細めな人は、「パーマがすぐとれてしまう」や「乾かすとダレてしまう」という悩みを持っているひとが多いのではないでしょうか?この原因の多くは、毛髪の太さにあります。個人差はありますが、標準の太さと比べると差は大きいです。
細毛の問題点として、フィブリル(繊維質)が少ないので、コシが無く重力に負けボリュームが出にくく潰れやすい。フィブリルが少ないという事はシスチン結合も少ないのでパーマの化学反応が起る所が少ない。キューティクル層も薄いので、平均の髪よりもダメージを受けやすい。・・・などがあげられ、とてもデリケートな髪というのが分ると思います。この為、「パーマがすぐとれてしまう」という原因は、化学反応させるシスチンの量が少ないという理由が大半です。
しっかりパーマがかかったとしても、かけた際キューティクルに損傷が出るので、徐々にシスチン自体がシャンプー時で外にどんどん流出していってしまうというのも問題となります。
また「乾かすとダレてしまう」という原因は、上記の理由も含め、ドライヤーの風圧で伸びてしまうという理由が多いです。
元々太さもコシもあまり無いので、乾かす途中の工程で重力+風圧でストレートに近づいてしまうんです。
じゃあ、癖毛はどうしてストレートチックにしづらいの?と疑問に思う人もいるかと思います。そのケースは、毛髪の結合が元々100%でカールを形成しているのに対し、パーマは10~40%程の結合を変化させて形成しているからです。更に多くの結合を化学反応させてしまうとダメージが大きすぎてボロボロになってしまいます。なかなか難しい問題なんですね~。
多くの美容師さんは、ナノスチーム等で浸透力を高めて、極力低アルカリを使用すると思います。ダメージを最小限にして、乾かし方を工夫するのが得策ですね!

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何回かけてもかからない髪

この様な毛髪を「微シス毛」と呼びます。イメージは右のとおりです。名前とおりシスチンを多く持たない構造の髪です。中には全くシスチンを持っていないケースもあります。基本的に化学反応はコルテックス層で行なうので、この微シス毛に対しては、カラーは何とか出来ても、パーマは化学的に、ほぼ不可能でしょう。
内部に少しコルテックス層があるなら、タンパク変性で緩くはかかりますがイメージどおりのパーマは難しいです。
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染まりにくい髪って?
カラー(酸化染毛剤)が染まりにくい原因は幾つかあります。一つ目は、毛髪が硬くキューティクル層が厚く薬剤浸透率が悪い髪。
二つ目は、メラニン色素の含有率が多くアルカリでの分解力が足りない。三つ目は、ダメージが原因で染料が定着しない、もしくは適正発色しない。・・・などが挙げられます。では、実際どうなっているのか見てみましょう!
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硬毛な為染まりにくい髪
まずは、下記のイラストを見てみましょう!左のイラストは硬毛の断面図で、右のイラストは普通毛の断面図です。
比較してみると、硬毛はキューティクル層が非常に厚く枚数も多く存在します。アルカリカラーは、毛髪内部のコルテックス層で発色させます。つまり、キューティクル層が分厚いと染料やメラニン色素の分解をするアルカリ剤がコルテックス層でまで浸透しにくいんです。通常のアルカリカラー剤は、通常の毛髪の合わせて作られています。なので、硬毛のカラーリングは、キューティクルの厚みを考慮して、アルカリの分量を多くしないといけません。キューティクルを薬剤が通過するには、アルカリ剤でキューティクルを膨潤させ開かないといけないのですが、この枚数が多く厚いなら、その分強いアルカリが必要ということになります。
結論的に、アルカリのバランスを変えれば適正に発色します!

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メラニン色素の含有量が多い為染りにくい髪
メラニン色素は黒褐色のユウメラニンと黄・赤色のフェオメラニンの二種類のバランスで元の髪の色が決ります。
元々アジア人は、黒褐色のメラニン色素(ユウメラニン)が多く持っています。その為にあらゆる体の毛は黒々としています。
そして、毛髪をブリーチ(脱色)していくと、黒褐色を多く含んでいる毛髪は、黒→焦げ茶→赤茶→オレンジ→黄色→白と言う感じに変化していきます。アルカリカラーは、このブリーチで明度を作り、染料で染色を同時におこなう事となります。
基本的に通常のメラニン色素の含有量に合わせて発色する様に出来ています。なので、平均よりユウメラニンの含有量が多い人は、通常どおりにカラーリングしても、アルカリ剤の分解力が足りず狙いより明度が上がりません。その分 強いアルカリが必要という事になります。結論的にアルカリのバランスを変えれば適正に発色します!

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ダメージが原因で適正発色しない髪
髪のダメージもレベルとダメージの種類があり、それによりカラーの発色や定着、パーマのかかり具合などに影響します。
基本的に低ダメージなら、さほど影響はないので、ここではハイダメージの状態を見ていきます。下記のイラストを参考にしてください。ダメージが大きくなると毛髪はどういう状態になるかと言うと、まず、キューティクルが剥がれて、毛髪の門が壊れます。こうなると吸水性になっているので染料は入りやすいが、同時に水分を含む度に、髪のタンパク質と共に流出してしまう。
要は出入り自由な状態なので毛髪内部に何かを留めておくことが困難になります。更にキューティクルの損傷により、毛髪内部のタンパク質やメラニン色素や水分などの成分が流出し、乾燥状態になり、上手く染料が毛髪内部で広がらず発色不良などを引起します。更に毛髪内部がスカスカになると内部で定着しづらくなり、染料成分の直接染料と呼ばれる、鮮やかな色味を作る染料分子は小さい為、薬剤を流す時にそのまま流れて行ってしまい。結果、色味は感じないくすんだ発色になりやすくなります。
ちなみにクスミは、縮毛矯正やホット系パーマに施術(タンパク変性)した毛髪にも起りやすい現象です。サロンの薬剤施術はほとんど、毛髪内部の定着や化学反応を利用しますので、スタイリストさんが皆さんのダメージを気にするのは主にそこにあり、希望を叶えづらくなるんです。
更に毛髪のダメージは髪のしなやかさや弾力、ツヤも奪い、切れ毛や枝毛なども引起し、見た目も悪くなり、カットの納まりもコントロール出来なくなってしまう・・・。
こんなことにならない様に、ダメージの軽減や日々のトリートメントは必須なんですね。
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| アルカリヘアカラー染料は上記の三つの種類の染料の含有量を調整して色味を作ります。 また発色させるには、過酸化水素をMIXし、酸化重合という科学反応を起すことで発色となります。 上記の三つの染料はそれぞれ役割があります。 直接染料は鮮やかな色味を発色。中間体は、ブラウン味を発色。 カプラーは、無色で色味を薄める役割です。 また、酸化重合をすると染料は発色と同時に膨張し、分子サイズが大きくなります。 そうする事で、染料を抜けにくくするんです。 しかし、直接染料だけは、サイズがおおきくなれず、小さいままなんです。 なので、色の褐色は、先ず鮮やかさから無くなり、ブラウン味が無くなり、元の地の色が出てくるのです。 この様な仕組みの為、ダメージでキューティクルが破損していると、直接染料がすぐ抜け、中間体とカプラーの発色が大半を占め、適正発色せずに、くすんだブラウンになりやすいんです。またコルテックスの損傷も激しいと、同様な発色になりやすいんです。 |

